原因の可能性4:土木積算システム for Cloudサーバーに起因

土木積算システム for Cloudにおいては、以下の条件において、一時的にデータベースサーバーの処理が重くなる可能性があります。

 

1.毎日午前0時~午前1

全システムのバックアップ処理が稼動します。
バックアップ処理による負荷は極力低くなる設計としておりますが、サーバー上でリソース(CPUやメモリなど)が利用されるため、通常よりも処理能力は低下します。

 

2.毎日午前2時~3

提供単価が更新されます。
更新量が少ない場合は2時から10分程度の事もありますが、多い時は1時間程度単価データの更新処理が行われます。
上記「1」同様、負荷は極力低くなる設計としておりますが、サーバー上でリソース(CPUやメモリなど)が利用されるため、通常よりも処理能力は低下します。

 

3.毎日午前5時~7

データベースの最適化処理1を行っています。
日々更新される積算データはハードディスクへ書き込まれ、操作履歴が残ります。
この操作履歴をバックアップ処理し、不要となった操作履歴を削除する事でディスクサイズを解放しています。
上記「1」同様、負荷は極力低くなる設計としておりますが、サーバー上でリソース(CPUやメモリなど)が利用されるため、通常よりも処理能力は低下します。

 

4.毎週日曜日午前6時~8

データベースの最適化処理2を行っています。
日々更新される積算データの断片化を解消します。
上記「1」同様、負荷は極力低くなる設計としておりますが、サーバー上でリソース(CPUやメモリなど)が利用されるため、通常よりも処理能力は低下します。

 

5.その他の時間帯

稼動サーバーは負荷分散を行い、可能な限り処理が平均的に分散されて処理が行われますが、外部データ(PDF)の取り込み時に、画像データ(金抜き設計書の用紙をスキャンした画像データ)を解析データとしてアップロードされた場合、かつ、このページ数が膨大である場合、更にこれらのファイルが同時に幾つもアップロードされた場合、サーバーは画像データを読み解こうとして非常に多くのリソースを費やします。
最終的には画像データのため解析不可(読み込みエラー)となりますが、このエラー判定を行うまでには数分~1時間弱の時間を要する事があります。
その間もシステムそのものは利用出来ますが、非常に負荷の高い状態であるため著しくパフォーマンスが低下する可能性があります。

以上