大量データの描画速度向上
例えば、積算明細データが10,000行を超えるような(または直工配下が300行を超えるような)大きな工事の場合、著しくパフォーマンスが低下し、歩掛選択、上位へ移動などの通常処理が非常に遅くなります。
これは、物理的なデータ転送量に起因します。
サーバー側で処理されたデータを、ご利用者様のパソコンに受け渡すデータ量が物理的に多く、例えば直工配下に「2,000行」のデータを「上位へ」と移動させた場合、1回の操作で、10Mbyteのデータ転送が発生する事になります。
※Yahoo Japanのトップページの転送量が約300kbyteであるため、10Mbyteとは、約34倍。つまり、1回の操作で、Yahoo Japanのトップページを34回開くのと同等のデータ転送が行われている事になります。
対策
暫定的な対策となりますが、データの物理的な転送量を軽減させる目的で「ツリー階層別表示機能」を追加しております。
総括①のみの行に集約されるため、直工配下が、2000 行から、6 行に集約されます。
転送データ量は、単純に300分の1程度に軽減されます。
ツリー構造別表示機能を追加する事によって、一位代価表から明細行→総括レベル③→総括レベル②→総括レベル①というように、1ページに表示させる情報量を、総括レベル単位に集約すると、各階層間の移動は非常に快適に動作します。
問題は解決しましたか?